横浜市港北区日吉の内科・消化器内科・内視鏡内科

日吉で大腸カメラ検査を受けるなら|日吉本町いけだ内科 消化器・内視鏡クリニック

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大腸カメラ検査

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当院の下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)

当院の下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)

当院では、池田佳子副院長を中心に患者さまの痛みや羞恥心に配慮し、正確で適切な診断と治療を心がけた内視鏡診療を行っております。

大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)とは

大腸検査

下部消化管内視鏡検査とは、一般に「大腸カメラ」と呼ばれている検査のことで、肛門から内視鏡を挿入し、直腸から盲腸までの全大腸(一部小腸)を調べて、炎症、大腸ポリープ、大腸がんの有無などを診断することができます。検査の際には必要に応じて、大腸ポリープを切除したり、組織の一部を採取(生検)したりします。

当院では大腸内視鏡検査に対する「つらい」「苦しい」「痛い」「恥ずかしい」というイメージや検査に対する不安を解消できるような環境をめざし、1人でも多くの方に定期的に大腸内視鏡検査を受けていただき、地域の方々の大腸疾患の早期発見と治療に貢献したいと考えています。健康診断で便潜血反応陽性になった方、あるいは日ごろから便や腸などに不安がある方は、お気軽にご相談ください。

当院の大腸カメラの特徴

最新の内視鏡システムであるオリンパス社製EVIS X1を採用

オリンパス社製EVIS X1

当院は高精細画像に対応した最新の内視鏡システムであるオリンパス社製EVIS X1を採用しています。スコープは操作性に優れ拡大観察機能とジェット送水機能をもつ内視鏡治療にも適したPCF-H290ZIを用いて検査を行っております。拡大観察とは病変の表面の微細な血管や模様を詳細に観察することで精緻な診断を行うことができる機能です。

鎮静剤を使用し、眠ったまま受けられる大腸カメラ検査

リカバリールーム

当院では、鎮痛・鎮静剤を少量用いて眠ったまま検査を行うことができます。また、ストレッチャーを検査台として採用しているので、鎮静剤を用いて検査をした後も、そのまま寝たままの状態でリカバリールームまで移動してお休みして頂くことが可能です。

お腹の張りをなくす、炭酸ガスを用いた苦痛の少ない大腸カメラ検査

炭酸ガスを用いた苦痛の少ない大腸カメラ検査

近年、空気の代わりに粘膜からの吸収が早い炭酸ガスで大腸を膨らませ、検査中のお腹の張りが軽減されるため、多くの総合病院や大学病院で取り入れられていますが診療所ではまだ一般的とはなっていません。当院でもこの炭酸ガス送気でより苦痛の少ない検査を受けていただくことができます。

大腸カメラの前処置について

クリアスルー

大腸カメラは、腸管洗浄液(下剤)によって腸内をきれいにする必要があります。腸管洗浄液は約2リットルの下剤を服用していただく必要があるため、大腸カメラが大変といわれる要因の一つとなっています。前処置が不十分で腸内に便が残っていると、せっかく検査を受けても観察が不十分となってしまうため、前処置はしっかり行う必要があります。前処置は通常、検査前日の寝る前に下剤を服用していただき、当日に腸管洗浄液を服用していただきます。ただし、もともと便秘がちの方では、前日や前々日の下剤を追加する場合がございます。

また、当院では検査前日に検査食をご利用いただくことを推奨しております。検査食とは、大腸カメラの検査前専用で、残渣が少なく便が軟らかくなるように原材料を工夫し作られています。ただし、検査食(3食セット)は自費で1500円程度です。

大腸カメラ前の腸管洗浄液も複数の製剤があり、それぞれ特徴が異なります。検査食を用いるかどうか、どういった前処置薬を選択するか、事前に外来を受診していただき、医師と相談のうえより適切な前処置を行います。

大腸ポリープ切除

大腸ポリープ切除

大腸ポリープは、腫瘍性ポリープには良性の大腸腺腫と悪性の大腸がんがあり、大腸腺腫は大きくなるほどがん化率が高まると考えられています。つまり、発がんリスクのあるポリープを早めに切除することが大腸がんの予防につながります。そのため検査中にポリープを発見した場合、ポリープの大きさや場所、かたちを考慮して検査医が切除可能と判断した病変は切除いたします。ただし、抗血栓薬を服用されている方や血液透析をされている方にはポリープ切除は行っておりません。大きなポリープや切除後の出血リスクが高い場合は、連携先の病院やご希望の病院に紹介させていただき、入院でのポリープ切除を行うこともあります。大腸ポリープを検査時にその場で切除することで、何度も下剤を飲んだり、検査を受けたりする必要がなくなり、患者さんの負担も軽減します。

当院の大腸カメラの流れ

1

検査予約

大腸カメラをご希望の場合、事前にWEBで予約していただくか、外来を受診していただき、診察ののちに予約をします。WEBで予約した方は、同時に事前外来もWEBで予約していただき、事前に外来を受診していただきます。前処置薬の処方や検査の説明が必要なため事前外来は必須です。

2

検査前日

夕食は21時までに済ませてください。水、お茶、スポーツドリンクは夜間も摂取可能です。

3

検査当日

常用されているお薬は検査予約時の指示通りに服用してください。水、お茶、スポーツドリンクは摂取可能です。

4

検査

検査着に着替え、ストレッチャーに横になっていただきます。鎮静剤を注射しリラックスした状態で検査を受けていただきます(鎮静剤を希望されない場合、注射はありません)。

5

検査後

検査終了後はストレッチャーで眠ったまま、リカバリールームで移動していただき、鎮痛・鎮静剤の効果が切れるまで休憩いただくため、安心してご帰宅できます。帰宅前に医師より検査結果について説明があります(鎮静剤を使用しない場合はリカバリールームでの休憩は必要ありません)。
鎮静剤を使用した場合、車等の運転はできませんのでご注意ください。検査後の食事制限はありませんが、なるべく消化の良い物をとるようにしてください。
ポリープ切除や組織生検など病理組織検査を行った場合は、検査結果を聞きに2週間後以降に外来を受診していただきます。

大腸カメラの費用

下部内視鏡検査(大腸カメラ)

1割負担 3割負担
通常検査のみ 約2,500円 約7,500円
組織検査あり 約3,500円 約11,000円
ポリープ切除 約6,000~9,000円 約20,000~30,000円

大腸カメラ後の注意事項

  • 鎮静剤を使用された方は、検査後、自転車やバイク、車の運転はできません。どなたかの付き添い、お迎えの手配が必要です。
  • ポリープ切除や組織生検を行った場合、出血予防のため当日の飲酒は禁止です。激しい運動やサウナ、長時間の入浴も控えていただき、軽いシャワーなどでお済ませください。
  • ポリープ切除を行った場合、約1週間の食事(香辛料の強い食事やアルコール摂取)や生活の制約(ゴルフ・ジョギングなどの運動、遠方への旅行・出張を控える)が必要となります。
  • 検査後の食事制限はありませんが、なるべく消化の良い物をとるようにしてください。

外観